ハウスクリーニングで使う洗剤

こんにちは!村上せなみです。

今回はハウスクリーニングで主に使用している洗剤についてご紹介したいと思います。

汚れによって使う洗剤も変わりますので、興味のある方はぜひご覧ください(^^♪

洗剤は大きく分けて三種類

私がハウスクリーニングで使用している洗剤は大きく分けると三種類になります。それは中性・アルカリ性・酸性なのですが、理科の授業で覚えている方も多いかもしれませんね。

汚れによって成分が異なるので、使う洗剤を見極めて適切に汚れを落としていくという寸法です。

★油や皮脂汚れにはアルカリ性

私が比較的よく使うのはアルカリ性の洗剤です。キッチンの油汚れや手垢、ヤニ汚れなどを落とすのに適しています。また、一部の石鹸カスを落とす際にも使用します。

注意しないといけないのは、強めのアルカリ洗剤をアルミに長時間浸すとアルカリ焼けと言われる事象が起こります。変色してしまうので見た目が悪くなるだけでなく、劣化を早めてしまう場合もあるので気をつけながら作業をしております(;一_一)

ちなみにアルカリ性の洗剤は素手で触るとヌルヌルとした感覚を生じます。これは洗剤の成分の影響ではなく、洗剤によって肌のタンパク質が溶解している為に起こるんです…。素手で作業をすると肌がボロボロになるので、皆さんは真似をしないようにしてくださいね(-_-;)

★水垢や金属石鹸カスには酸性

キッチンやお風呂場で頻繁に見られる汚れが水垢です。茶色っぽい汚れが蛇口の根元に付着していたり、シャワーヘッドに白いモヤモヤしたような汚れですね。カルキ汚れとも呼ばれています。これがなかなかの曲者で、私達でも苦労することがあります。基本的には酸性洗剤を浸けた後は擦らないと落ちないのですが、闇雲に硬いもので擦ってしまうとキズだらけになってしまうので注意が必要です…(T_T)

さらにステンレス製品に酸性洗剤を長時間浸すと酸焼けという事象が生じます。これまた変色してしまうもので、基本的に焼けを起こした部分は戻せません(ある程度目立たなくすることは可能ですが)。やはり洗剤を使う時には細心の注意を払わないといけませんね。

ちなみに酸性洗剤を素手で触ると私の場合は痒みを生じます。人によって反応に違いがあるかもしれませんが、いずれにしても素手では触れないほうが無難ですね。

★中性は軽い汚れに

私の場合、中性洗剤は水回りの清掃では基本的にあまり使用せず、窓の清掃に使用します。汚れを落とすというよりスクイジー(窓掃除に使用するワイパーのような道具)の滑りを良くするために使うといった具合です。あとは傷みやすい素材の掃除(クロス汚れなど)に使用したりしています。ただし界面活性剤が含まれている洗剤は泡立つのですすぎが出来ない箇所に使うことは出来ません…。

その他使用するもの

汚れを落とすには洗剤を用いますが、見栄えを良くするために使用するものもあります。例えば床を綺麗に見えるようにするためにはワックスを塗りますし、金属類を光らせるには研磨剤、シールをはがす場合は溶剤などなど…。

色々な洗剤や機材を組み合わせることで出来る限り汚れを落とすのがハウスクリーニングの役務ですが、慣れてくると結構楽しくなってきます(*^^)v

最後までお読みいただきありがとうございました!

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